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アーウィン種(アップルマンゴー)
収穫時期: 6月 ~ 7月原産地はインドからインドシナ半島周辺と推定され、農園内のほとんどがこのアーウイン種です。
別名アップルマンゴーと呼ばれています。
果実の大きさは300g程から大きいものだと500g程で、表面が濃い赤色をしています。果肉は濃い橙色で、熟した柿のような色をしています。
アーウィン種独特のほのかな繊維質と、舌にまとわり付くような濃厚な甘さ、それを引き立てる柔らかい酸味と芳香はバランスが良く、多くの人に愛され続けています。
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キーツ種
収穫時期: 7月後半 ~ 8月表面は一見、緑黄色野菜を思わせる色ですがこれでも立派なマンゴーです。
台湾では5番目に多く栽培され、沖縄でも数年前から栽培されるようになりました。
また、沖縄での収穫時期が台風時期になる為、『幻のマンゴー』とも言われています。
外見の色がフルーツを感じさせない色をしていますが、一度口にすると独特の風味と舌ざわりに、きっとご満足頂けることでしょう。
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玉文(ぎょくぶん)
収穫時期: 7月 ~ 8月玉文種は1~19号まで作られ、その中でも玉文6号が一番の優良種として認められ、品種名は玉井郷の”玉”と生産者の名前の郭文忠の”文”を取り玉文6号と命名したそうです。
玉文6号はキンコウの品種と同じように病気に強く、特に炭疽病に強いので栽培し易い品種であり果実の重量が600~2000g、実は細長く、果皮は綺麗な赤黄色をしており高級感があります。
果肉はオレンジ色で繊維がほとんどなく、食感は滑らかで濃厚な味の割にクセがありません。
糖度は平均15~18度、高いもので25度から30度、酸度はかなり低い0.16%程度というのも特徴です。
現在は、沖縄、宮崎など一部の農家が栽培しており果実の出荷量は少なく幻中の幻と言われています。
農家の一押しマンゴーを是非ご堪能下さい。
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ヘーデン種
収穫時期: 6月 ~ 7月ヘーデン種も日本でアップルマンゴーと言われる品種のうちのひとつです。
高温を好み、樹に勢いがあり病気にも強い品種です。
果実は長球系で重さは500g前後にもなります。
肉質はやや粗い方で、繊維質が多少あるのが特徴です。
糖度は15度以上で輸送性もあります。
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紅龍(こうりゅう)
収穫時期: 6月 ~ 7月台湾からの導入品種。果実は細長く、果実上部に赤みがのり、果実下部は薄緑色と上品な外観のマンゴーで、果実は約500~700gでアーウィンよりやや大きめです。
果肉は黄色で、多汁に富み、アーウィンよりあっさりした味をしています。
上品な味わいより貴婦人マンゴーとも呼ばれ、栽培本数が少ないため、大変希少なマンゴーのひとつです。